この仕事は、緊急性を伴う出動になるのですが、私たちが出会う現場は本当にさまざまです。例えば、建設機械が道路上でトラブルになっている現場に駆けつけることもあれば、重機を保管している工事現場の中での修理になったり、時にはビルの解体現場の作業最中に行ったりもします。

基本、札幌近郊がメインとなりますが、週末や深夜にトラブルが発生して、他社さんが対応できない状況の中で、困ったときに依頼を受けることもあり、そんな場合は遠方の現場に駆けつけることもあります。遠方の場合で、帰ってこれないくらいの遅い時間になった場合には、会社からの配慮でその日はそのまま泊まって、翌日に帰ってきてくださいと会社から配慮してもらえるケースもでてきます。

わたしは、整備士として新しい仕事にチャレンジしてみたいと思い、1年半ほど前に古沢商会に転職してきました。前職はタクシー会社で整備を担当してました。

この会社に入社して感じたのは、普通の一般的な自動車と建設機械の整備はまったく別な物であるということが驚きでした。しかし、機械を整備する根本的な考え方は変わりがないので、先輩たちから丁寧に仕事を教えてもらい、分かりやすく指導していただきました。正直、丁寧すぎて申し訳ないと思ってしまうくらい、何度も同じ質問をしても嫌な顔一つせず、毎回丁寧に説明をしていただきました。今思えば感謝の気持ちでいっぱいです。

入社後1年は、先輩と一緒にサービスカーに同乗したり、工場で作業の手順内容を教えてもらったり、いろんなことを学ばせてもらいました。

わたしは、前職が建設機械のリース会社で、整備士として働いてました。工場内で作業をすることが日々だったので、できればもっとお客さんの顔が見える仕事をしたいと思ったことが自分の転職の理由です。建設機器の修理のメインは油圧ホースの整備になりますが、この仕事も興味があり、古沢商会への入社を決意しました。

私にとって、この仕事の一番良いところは、一人一台のサービスカーが与えられ、自分のペースで「気持ちを楽にしながら」に働くことができることです。もちろん、緊急性が高い出動依頼を受けてますし、一人だからこそその仕事の責任は大きいのですが、移動中を含めて一人になれる時間があるのは非常に魅力的です。